小学校部活動廃止はいつ?その理由とは?全国各自治体協力が必要!

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小学校の部活動廃止

全国的に論議と物議を醸している【小学校部活不要論】。

そんな中、熊本県や愛知県などで続々と小学校の部活動廃止が着々と進んでいる。

熊本県の一部の地域では2019年4月から施工され、愛知県は県全体で2021年には全て廃止する事が決まった。

スポーツをしたい児童たちは、地域住民や保護者が指導者となって貰い行うスポーツクラブや、インストラクター在住のスポーツクラブ等を利用しスポーツを継続して行く事となる。

小学生部活動廃止・きっかけは【教師の働き方改革】

顧問を務める教師は、部活動終了後に翌日の授業の準備を行う。

そのため勤務時間を超えてさらに長時間働かざる得ない場合が多く1日働きづめになっている事が現状だ。

さらに今後新カリキュラムが導入され、教師の負担は更に増す、と言う観点からこのような部活動廃止の話が生まれた。

小学校部活動廃止・働き方改革なんて【まやかし】

新カリキュラムと言われる【新学習指導要領】が完全実施化する。今日かが増えそれから授業時間まで増えると言う。教師の準備時間はさらに増える事となるのだ。

そのことから結局は空いた時間については【学力が十分でない子どもの為に補習授業や教育相談】等も実施しなければならない。

要するに教員の働く時間を減らすための施策では一切ないという事!!

これはこれまで部活動に時間を割いてきた教員以外の教員も時間を割かなければならなくなるのは明らかに目に見えていますね(;・∀・)

ぶっちゃけると働き方改革などでは無くただの働き方強化なのだ!!

【教員の働き方改革】なんて偉そうな言葉を掲げている事自体がまやかしでしかない。

小学生向けプログラミング【テックキッズスクール】

小学校部活動⇒【学習指導要領】に記載なし

だいたい【部活動】と言うものは全国の【学習指導要領】にどう記述があるのか?

中学校や高校に関していうと・・・

【学校教育の一環】

とある。実際にまだ現在は全国でどこの都道府県でも部活動は設置されている。

しかし!!

小学校の【学習指導要領】には・・・

記述無し!!

ようは、完全に小学校側任せ!地域任せ!と言った事が分かる。

しかし部活動は教師と生徒達を繋ぐコミュニケーションの場・・・さらに只でさえ運動が不足しがちの現代の子供達にとっては、運動能力向上の為の大切な場所と言えるのだが・・・

小学校部活動廃止・生徒達の声

小学4年生女子児童
悲しいなぁ…と思いました
小学6年生女子児童
小学校最後の思いではちゃんと残しておきたかったので部活動は6年生最後までやりたい
小学6年生女子児童
部活動が無くなると皆で楽しくバレーとか出来なくなって…それはちょっと嫌だなぁと思います

生徒側の意見はこうで仕方ないが教師側の現場の厳しさの意見とはだいぶ乖離がある模様。

小学校部活動廃止について全国で新しい道の模索始まる

一応は教師に向けた【働き方改革】どのような負担軽減になるかは分からないが、この小学校部活動廃止を見据えた新たな道の模索は既に全国の各自治体で始まっている。

昔の言い方で言うならばいわば【習い事】の様な物で学校が終了時の【運動インフラの整備】である。

スポーツクラブのインストラクターの配備や地域の高齢者。

教師に代わった運動のプロのインストラクターの配備や地域住民が子供たちを見守る役目にもなる高齢者との『レクリエーショントレーニング』と呼ばれる、子供の体力向上を目指したプログラム等の配備など。

運動をしたい子供、運動が苦手な子供達も安心して参加出来るような場を設ける事を目標としている。

様々な【子供の運動の為のインフラ】を各自治体が取り組もうと試行錯誤しているようです。

課題として当然上がってくるのは【専門性の高い部活との差】です。

本気で競技として部活に参加していた子供達からは不満が出る可能性が高く、いかに万人に対応できる事が出来るかが大きな課題となっているようだ。

全国的な小学校部活動廃止はいつ頃?

少し前のデータになるが、2年前でもこの現状、小学校部活動が小学校から離れる(部活動廃止)形が着々と進んでいる事は間違いない。

だがしかし全国各都道府県では未だに部活動の生徒の加入率はまちまち。

熊本県では2019年4月から既に廃止になっている学校もあれば名古屋県のように2021年度には県全てで小学校部活動廃止が施行されるなど各地域によってまちまちだが・・・

東京五輪後には一気に加速して行ける様に政府側も何らかの動きを見せると思われる。

それほど教師の現在の状況は切羽詰まっている。

そんな教員たちを救済するためにも全国的には東京五輪後に政府が新たな動きを起こしてくれる事を期待する。

だがグラフの様に各都道府県のまちまち度合から明確な時期は分からず順次廃止になって行くと思われる。しかし今後加速して行く事は間違いないだろう!!

まとめ

愛知県名古屋では【学校と運動部の切り離し】として完全に運動部自体を学校から切り離した形を作っている。教師への負担は現在の生徒から見た部活動の大切さを遥かに超えただ大問題なのです。

しかし運動部は地域によって代行は出来るしそこでより専門的な知識を学ぶことが出来ればさらに専門部門にも特化することが出来る。

結局学習の新カリキュラムが導入されるため教員の負担軽減につながるかはフタを開けてみなければハッキリは分からないが、結局の所、何かを減らせば何かが加えられると言うスパイラルからは抜け出せることも出来ず、また新たな問題が今後も生まれてくるのだろう。

今後の教員さん達の勤務について注目して行こう。

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