プレバト俳句!春の春光戦と俳桜戦!歴代結果全てを振り返ろう!

目次

プレバト俳句の春のタイトル戦

プレバト!!の大人気俳句コーナーで季節ごとに開催する俳句のタイトル戦!

査定員の【夏井いつき先生】によって実力が認められた【特待生】以上が最低参加条件。

【特待生】とそのまたワンランク上の【名人】しか参加できないハイレベルな争いが見られる戦いとしても見ごたえのあるスペシャル放送となっている。

2017年の4月6日の放送から四季に合わせ4回開催!さらに特待生が増えてきた事もあり2018年8月2日の夏のタイトル戦以降は【予選】が追加され、【本戦】出場はさらにハードルが高いものとなった!

・・・さらにさらに2019年10月10日の秋のタイトル戦を最後にこれまでは【名人】は問答無用で【本戦】出場は確定していたものの、【名人】が【特待生】に負けると言う不甲斐無い結果を出す者が多く見られせいか【本戦5位入賞以下】のものは次回のタイトル戦は【名人】であろうと【予選】からの出場となる事となった(;・∀・)キビシイ‼

  • 春・俳桜戦・春光戦
  • 夏・炎帝戦
  • 秋・金秋戦
  • 冬・冬麗戦

この4つが四季のタイトル戦となっています。

前述の2019年10月10日放送の【第三回秋の金秋戦】以降からは、様々な厳しい条件が課せられたものの、優勝者に対しては、なんと!

【30万円】の優勝賞金が付与されるようになった!

しかし今後は【名人】だからと言って必ず決勝戦に進む事が出来る訳では無くなったという事だ!!だからこそ【名人】といえど生半可な気持ちで臨めなくなったタイトル戦!熾烈な争いが繰り広げられることだろう!

そして今回は歴代タイトル戦の・・・【歴代・俳桜戦・春光戦】を振り返って行こうと思う!!

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2017年度第1回春の俳桜戦【2017年4月6日】

2017年4月6日に放送された【第1回春の俳桜戦】

このタイトル戦がプレバト!!俳句コーナーの初タイトル戦!

参加者は以下の通り(当時の段位階級も表示)

  • FUJIWARA藤本敏史(名人2段)
  • ミッツ・マングローブ(特待生3級)
  • キスマイ横尾渉(名人初段)
  • フルーツポンチ村上健志(特待生2級)
  • キスマイ千賀健永(特待生3級)
  • ノンスタイル石田明(特待生3級)
  • 東国原英夫(名人初段)
  • 中田喜子(特待生5級)

そしてお題は・・・

 

【満開の桜】

 

上位3名の句を紹介!

2017年度第1回春の俳桜戦・第3位

キスマイ千賀健永(特待生3級)

【本人作】桜花 風の名残の 空の波

【添削後】花満ちて 風の名残の 空の波

桜花びら 風の名残の 空の波

桜さくら 風の名残の 空の波

夏井いつき先生のコメント

本当に綺麗じゃないですか!作者が分かってビックリした!いつの間にあなたはこんなに上手になってるんですか?!

2017年度第1回春の俳桜戦・第2位

キスマイ横尾渉(名人初段)

【本人作】夜に入りて 雨となりにし 花万朶(はなばんだ)

【添削後】夜に入りて 雨となりたる 花万朶(はなばんだ)

花万朶(はなばんだ)とは、たくさんの桜の枝が垂れ下がった様子を表す。

夏井いつき先生のコメント

綺麗じゃないですか!桜そのものを丁寧に詠もうとした・・・若い2人(横尾と千賀)がこれをしていたということに驚いた!うっとりした良い句。

2017年度第1回春の俳桜戦・第1位

東国原英夫(名人初段)

【本人作】野良犬の 吠える泥沼 花筏(はなかいだ)

花筏(はなかいだ)とは、散った桜の花びらが水面に溜まって流れる様子の事。

【添削後】添削無し!!

夏井いつき先生のコメント

これは本当に巧いですね!

『泥沼』『野良犬』というちょっと不穏な言葉。『吠える』という聴覚、最後に花筏(はなかいだ)に着地というのは・・・お見事!直す所はどこにも無い!

 

2017年度第1回春の俳桜戦・全体順位

  1. 東国原英夫(名人初段)
  2. キスマイ横尾渉(名人初段)
  3. キスマイ千賀健永(特待生3級)
  4. 中田喜子(特待生5級)
  5. フルーツポンチ村上健志(特待生2級)
  6. FUJIWARA藤本敏史(名人2段)
  7. ミッツ・マングローブ(特待生3級)
  8. ノンスタイル石田明(特待生3級)

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2018年度第2回春の俳桜戦【2018年4月12日】

2018年4月12日に放送された【第2回春の俳桜戦】

参加者は以下の通り(当時の段位階級も表示)

  • FUJIWARA藤本敏史(名人8段)
  • 三遊亭円楽(特待生2級)
  • 千原ジュニア(特待生4級)
  • キスマイ横尾渉(名人2段)
  • 梅沢冨美男(名人9段)
  • キスマイ千賀健永(特待生1級)
  • 松岡充(特待生5級)
  • 東国原英夫(名人6段)
  • 中田喜子(特待生2級)

そしてお題は・・・

 

【桜と富士山】

 

上位3名の句を紹介!

2018年度第2回春の俳桜戦・第3位

キスマイ千賀健永(特待生1級)

【本人作】乙女座の スピカ流るる 花吹雪

【添削後】乙女座のスピカよ 花吹雪流るよ

夏井いつき先生のコメント

あの写真から夜を想像できるのは素晴らしい!星空と桜の取り合わせも美しい。

ただ『流るる』の場所が悪い。花吹雪が流れているのに、星が流れている様に詠めてしまう。スピカ『よ』で詠嘆し、一旦切る。その後、流れる桜をもう一度詠嘆すべき。

2018年度第2回春の俳桜戦・第2位

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梅沢冨美男(名人9段)

【本人作】空のあお 富士の蒼へと 飛花落花(ひからっか)

飛花落花(ひからっか)とは、【絶えず移り変わるこの世の無常なたとえ。春に咲く花も風に吹かれて散り、青葉もやがて枯れ落ちる意から】

【添削後】添削無し!!

夏井いつき先生のコメント

正統派の作品。空の美しさから入り、写真を忠実に描いている。空の青を平仮名で書いて柔らかくし、富士の青を蒼と書く事で遠近感を出している。

『へと』は、空が上に広がり、富士は奥行きを出している。その間に何があるのか?

・・・と思わせると、花吹雪の艶やかさを表す季語で締めている。

2018年度第2回春の俳桜戦・第1位

東国原英夫(名人6段)

【本人作】花震ふ 富士山 火山性微動

【添削後】添削無し!!

夏井いつき先生のコメント

桜・富士山・地震、全て普通なのに取り合わせが意外!桜が風に震えているのかな?と思う。

富士山とくるのでベタな俳句になるのかなぁ・・・と思ったら、なんと火山の地震だったというオチ。

写真に表れない皮膚の微動を添えてくるのが巧い!おおよそ俳句になりそうに無い科学用語を使っている。火山の恐ろしさを表現している!

2018年度第2回春の俳桜戦・全体順位

  1. 東国原英夫(名人6段)
  2. 梅沢冨美男(名人9段)
  3. キスマイ千賀健永(特待生1級)
  4. 三遊亭円楽(特待生2級)
  5. キスマイ横尾渉(名人2段)
  6. FUJIWARA藤本敏史(名人8段)
  7. 中田喜子(特待生2級)
  8. 千原ジュニア(特待生4級)
  9. 松岡充(特待生5級)

東国原英夫さんの圧倒的な洗練度で他を寄せ付けない勝利でした(/・ω・)/☆彡

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2019年度第1回春の春光戦【2019年4月4日】

2019年4月4日に放送された【第1回春の春光戦】

2018年8月2日の夏のタイトル戦以降は【予選】が追加され、もちろんこの春光戦も適用!

予選のお題は・・・

【春の鮮魚店】

予選参加者と結果は以下の通り(当時の段位階級も表示)

  1. 鈴木光(特待生4級)
  2. 千原ジュニア(特待生3級)
  3. キスマイ千賀健永(特待生1級)
  4. 立川志らく(特待生4級)
  5. 岩永徹也(特待生3級)
  6. 三遊亭円楽(特待生1級)
  7. 大和田獏(特待生5級)
  8. ミッツ・マングローブ(特待生3級)

1位から3位までが【本戦】出場!何と言っても当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった東大生・鈴木光さんに注目されていました。

【本戦】に一石を投じるのか?!

・・・注目される所!

2019年第1回春の春光戦本戦(決勝)出場者一覧

  • FUJIWARA藤本敏史(名人10段)
  • フルーツポンチ村上健志(名人8段)
  • 鈴木光(特待生4級)
  • 千原ジュニア(特待生3級)
  • キスマイ横尾渉(名人3段)
  • 梅沢冨美男(名人10段)
  • キスマイ千賀健永(特待生1級)
  • 東国原英夫(名人10段)
  • 中田喜子(名人初段)

そしてお題は・・・

 

【コーヒー】

 

上位3名の句を紹介!

2019年度第1回春の春光戦・第3位

キスマイ横尾渉(名人3段)

【本人作】リハ室の コーヒー苦し 八重桜

【添削後】添削無し!!

本人の意図

コーヒーの苦みを感じた時に、ジャニーズジュニア時代のリハーサルの辛さを思い出した。八重桜は普通の桜より開花が遅い・・・キスマイもデビューが遅かったことをリンクさせた。遅くても綺麗な花は咲くんだ!という句。

夏井いつき先生のコメント

褒める点は【リハ室】から場面を展開していく点。【リハーサル室】を【リハ室】と呼び日常的に利用している様が伝わる。

【コーヒー苦し】休憩時間の一息のコーヒー。コーヒーが単純に苦いと言う意味でなく景子が上手く行っていないのでは?と、読み手は汲み取ってくれる構成になっている。

【八重桜】とした点も最も褒めるべき点。リハーサル室の窓の向こう側に大きな八重桜があってコーヒーを飲みながら眺めて心を癒している場面かな?と思わせる。

取り合わせが分かってきましたね!!

2019年度第1回春の春光戦・第2位

東国原英夫(名人10段)

【本人作】缶コーヒー 啓蟄の つちくれに置く

【添削後】添削無し!!

本人の意図

仕事をして缶コーヒーを飲んで、外の地面で啓蟄(けいちつ)の土がもっこりした所に置いたら、春の訪れを感じた。缶コーヒーが持つホッとした感じをつちくれ(土の塊の意)に託した。

夏井いつき先生のコメント

これも巧い!!本当に。光景・場面・動作が全部浮かぶ。

缶コーヒーで1回カットが切れて、時候の季語【啓蟄】が出て、つちくれにさっきの缶コーヒーがスッと置かれていくと言う場面・・・

詠み終わった瞬間に『自分がどっかの野原に座って缶が傾かないような場所を探し、ちょっと置く』

置いたけど缶コーヒーは微かに傾きながら置かれている・・・手の感触までありありと思った。

俳句はね・・・下手な事をゴチャゴチャやらない!これでいいんです!流石だなと作者が分かって思った!直しは要らない!!

2019年度第1回春の春光戦・第1位

フルーツポンチ村上健志(名人8段)

【本人作】サイフォンに 潰れる炎 花の雨

【添削後】添削無し!!

本人の意図

フラスコみたいに、アルコールランプで作るコーヒー、アルコールランプの火はフラスコの丸底の形に潰れていく。

火って危なっかしいものだけどもずっと見ていられる不思議な力がある、ビジュアルとしても美しいけど、サイフォンコーヒーの途中を見ていると音が特徴的。

最後にお湯が上のコーヒーに上がっていき「ゴボッ」と。

その音・ビジュアル。

そして、外では桜に雨が降っている。

コーヒー好きなんで、恩返しのつもりで作りました。

夏井いつき先生のコメント

これは本当に良く出来ている!!

サイフォンに潰れる?って何?えっ?・・・っと一瞬思う。

えっ?って思わせるのも大事!0コンマ0秒の間に脳は【サイフォンに潰れるもの?】と思う。

そしたら【炎】という漢字一字がスッと出てくる。その瞬間にあの映像、フラスコの底に炎がパッと広がっていく。

あれをこの人は【潰れる】と表現する。

詩的な表現だが映像もきちんと再生していく。

この炎の温度の様な物を感じさせて、【花の雨】と言う美しい季語が出てくる。先満ちる桜の花に降る雨の事。

外には花の雨が降っている・・・震える桜の映像も見える。ちょっとひんやりした皮膚感も伝わってくる。

アルコールランプの炎の色、やがて水が沸いてくる小さな音、そしてコーヒーの匂い・・・

五感全部をゆっくりと刺激しながら1つの時間と空間が出てくる。いいね!!

・・・いいけども・・・あんたのその(ニヤニヤ)顔がどうもチラチラして・・・

直しは要らない!!

2019年度第1回春の春光戦・全体順位【中田喜子伝説も登場!!】

  1. フルーツポンチ村上健志(名人8段)
  2. 東国原英夫(名人10段)
  3. キスマイ横尾渉(名人3段)
  4. 梅沢冨美男(名人10段)
  5. 鈴木光(特待生4級)
  6. 千原ジュニア(特待生3級)
  7. FUJIWARA藤本敏史(名人10段)
  8. 中田喜子(名人初段)
  9. キスマイ千賀健永(特待生1級)

中田喜子さん8位のショックから来るこの顔が話題になりました(笑)

未だに語り継がれる伝説にwww

・・・と、いう事で2019年春光戦でしたw

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フルポン村上さんの独自の狭い世界観爆発の句でしたね~(-ω-)/+

2020年第2回春の春光戦も楽しみだ~(/・ω・)/マチドオシイ

浜田雅功:というわけで、春光戦優勝は村上さ~~~~ん!!!!

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