漫画村の代わりの違法サイトも続々閉鎖?運営者や関係者逮捕の経緯とは?

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漫画村関係者続々逮捕

2019年7月7日『漫画村』運営者となる星野路実氏がフィリピン入国管理局で身柄拘束、日本へ強制送還後、著作権法違反容疑で逮捕が確定している。

加えて3日後、2019年7月10日に漫画村運営に関わったとされる男女2人も同じく著作権法違反で逮捕された。

この『漫画村』に関わる運営者、関係者逮捕は今後、世界中に萬栄する違法海賊版サイト撲滅への足掛かりとなるのである。

http://kinsanblog.com/mangamura-adati

漫画村の事例が違法海賊版サイト閉鎖への足掛かり

今回の『漫画村』関連の漫画業界への打撃(被害)総額はなんと!!

3200億円を超えるという・・・歴代でも最大級の被害総額である。

だが今回の『漫画村』運営関係者達の逮捕には大きな成果がある、違法海賊版ビジネスに携わる人間の主張「海外で運営しているので日本の法律は関係無い」と言った言い逃れ手段を成立させないと言う大きな成果を上げたことになる。

そして違法海賊版サイト運営に携わる人間に対する対策が『漫画村』の閉鎖・運営関係者逮捕の経緯で様々な事例を作ってくれた。以下で説明していこう!

漫画村閉鎖・運営者逮捕の経緯

漫画村閉鎖から運営関係者逮捕の事例だが

『国交のない著作権の適用・保護されない国での運営』なので自分らの活動に対してなんら問題ないと主張を続けてきた。しかし漫画村が提供するサービスは日本の雑誌や単行本発売日に全話をアップロードすると言う、日本を活動拠点にしなければ有り得ない日本人向けサービスが充実。

しかしそれでも尚、日本の著作権が及ばない国のサーバーにある為、自分たちは無実だ!と主張を繰り返していました。

漫画村が契約していたサーバーの所在

彼らが契約していたサーバーの所在は・・・ウクライナ。

ウクライナはベルヌ条約の批准国でインターネットに対応したWIPO著作権条約にも加わっているので普通に考えれば日本の著作権保護の主張は通るように考えられますが、遠方で法制度などが違う事から日本の情報開示請求が思うようにいきません。

そのため『漫画村』運営者達は「摘発対象とならないであろう」と考えていたのでしょう。しかし彼らにも穴がありました。

漫画村が集客に利用していたサーバー

  漫画村は、膨大なアクセスを処理し閲覧しやすくするためにアメリカのサーバー提供会社を利用。結果、閲覧者がアクセスするサーバーはウクライナでなく上記のアメリカのサーバー提供会社。・・・と、いうことはこの会社のサーバー上には漫画のキャッシュが作成されることとなりますね(キャッシュ=コピー)

 日本と相互保障関係にあるアメリカで違法海賊版データが残されていれば日本の著作権侵害事例として十分な証拠となる訳ですね!!

星野路実氏以外の運営者はもっと甘かった

  運営関係者として逮捕された男女2人の件では、この運営メンバーが日本国内から漫画データをアップロードしていた証拠が押収されたそう・・・(;・∀・)あまーい

結局家間の条約以前に国内の著作権違反条例で事足りてた訳だ!!

たまきちひろ先生

 このアメリカのサーバーの利用状況の件は漫画家のたまきちひろ先生が原告となり中島博之弁護士さんが原告代理人となって民事裁判の過程で入手したそうです!

 2018年8月に入手されたデータで星野路実氏が新宿の高級タワーマンションに居たことが分かったそう、しかし即争わず入手した通信ログを日本の捜査当局に提供し協力しながら操作をすすめ告訴手続きを行ったようですね!!

逮捕劇の裏側では捜査に関わった方々の並々ならぬ努力があったんですね・・・

 その後、今年のはじめごろから星野路実氏は海外にいる!と言う情報が伝わっていたようです、国際捜査になるという事で時間を要する可能性があるとしていましたが予想以上に早く身柄が確保されました。

 運営関係者も続々逮捕され漫画村の件に関してはほぼここで一段落と言ったところでしょう。

漫画村に代わる違法海賊版サイトは今後続々閉鎖して行く?

これは間違いないです。『漫画村』の件によって

「日本を脱出し身を隠しても逃げられない」

「海外で運営しているので日本の法律は関係無い」は通じない

・・・といった事が広く伝わったと言えます。

 今後取り締まりは間違いなく厳しさを増します。そして違法海賊版サイトに対する世の中の見方もどんどん厳しいものに変わっていきます。

漫画村関係者のPCか多くの情報が見つかる

 今回逮捕された漫画村関係者、都内在住の男女2人のPCから多くの違法海賊版サイトに関する情報が出てくると思われます。

 今回の漫画村運営グループの収益を上げる為の組織構造、繋がる人物の違法行為の種類や方法、そこに繋がる他違法サイトの存在、ガンガン分かってくることでしょう。

 漫画村に代わるサイト『星のロミ』『漫画村.club』

『星のロミ(漫画村クローン)』

『漫画村.club』

 こちらの情報も間違いなく関わっていると思われます。星のロミでは漫画村で使用されていたドメインrootan.org(rootan=星野路実氏がアメリカで創業した企業名)などが発見しているなどの関係性証拠もあがっているようですし・・・近日中の閉鎖、運営関係者の逮捕などが起こると思われます。もちろん世に無数にはびこる漫画に限らずその他違法サイトも続々閉鎖・検挙・逮捕されて行くでしょう。

実際に最近だいぶ減ってきたと思いません?

しかし星野路実氏にはとっては『痛くもかゆくもない』

著作権法違反の刑事責任は

『10年以下の懲役または1000万円以下の罰金』

 です。広告を中心とする月間収益が『6000万円』となっていたと推計される『漫画村』、運営関係者にとって『1000万円』『ちょっと高めのお買い物』程度のダメージでしょう(・_・;)

正直痛くもかゆくも無いのです。

 様々な考えが上がっています。例えば刑事罰だけでなく民事でも罰を与える等・・・ですが罰を与えても懲りない連中がそんな所を作ってるもんです(;´・ω・)

なので1番意味がある事、それは・・・

『違法海賊版サイトでは収益を上げられないシステムを作る』デス!

 それだけで全て解決します。なんの収益にもならないならば法を犯すリスクなど御免被るでしょう?

 ロンドン市警察などでは著作権侵害サイトはリスト化され、サイトの停止、広告停止、収入中断などの措置が取られているようです。

 このようなシステムが世界中で構築されれば、違法海賊版サイトは今後撲滅されるでしょうね。

余談『星野路実』氏の詳しいプロフィール

2019年現在は27歳(22歳時の写真だそうです)

今回逮捕に至った星野路実氏は特殊なプロフィールを持っています。

星野路実は本名で別名でZakay・Romi(ザッケイ・ロミ)も持つ

まず国籍が【日本・ドイツ・イスラエル】の三重国籍!!

 日本・ドイツ人のハーフ。違法海賊版サイト運営の為にイスラエルの国籍を取得したとか・・・

2009年 キジダス開設

2010年 関係ないにゅーす、まとめいと、楽々アンテナ等を開設

2011年 萌通と組んで今日もやられやく乗っ取り
萌通はウイルス作成罪で逮捕、動画配信のメイト開設

2012年 アンテナのスオミネイト、動画配信のYouFlix開設、萌通は虚偽告訴で再逮捕、楽々アンテナ閉鎖

2013年 情報商材転売のインフォオフ開設、萌通は懲役3年の実刑判決

2014年 同人漫画配信のDropBooks、児ポ配信のShareMovie開設

2015年 動画配信のShareVideos、アニメ配信のAnimeLeaks開設

2016年 メイドカフェのDiamaid開店、テレビ配信のSmaTV、動画配信のHimaTube、一般漫画配信のフリーブックス開設(同年中にSmaTV、HimaTube、スオミネイト閉鎖)

2017年 フリーブックスのサーバー情報で身バレ→漫画村に移転、DropBooks→DLBOOKSに移転、AnimeLeaks閉鎖、アニメ漫画アンテナ開設、出所した萌通は詐欺で再逮捕

2018年 漫画販売のYouBook、児ポ販売のDIGITAL-MARKET(dmm.to)開設、アニメ配信のアニポ、アンテナ速報乗っ取り、アニメ漫画アンテナ閉閉鎖

出典:trend journal

 18歳の頃からプログラミング等の知識が豊富だった事が分かります。凄過ぎる(;´・ω・)…けど結局途中からは違法サイトの運営に走ってしまって…だからこそもったいないですね。

http://kinsanblog.com/mangamura-adati

まとめ

 今回の『漫画村』の件を1つの事例として無数にある違法サイト閉鎖への足掛かりに間違いなく!!なると思われます。

 今まで無料違法サイトを利用していた方々も今後はおとなしく『公式なサイト』を利用して行くことが無難と思われます(^_^;)

 そう、今後利用していたあなたも違法者へ加担した事に繋がるかもしれません。

○漫画ならコミックシーモアとかRenta!とか

○動画ならU-NEXTとかFODとか

ちゃんとした所利用して行きましょう☆

それでは今回はここまでとします!それでは~・・・バイバイ~

バイバイ筋~★

 

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