百田尚樹が小泉進次郎をバカと吐き捨てる
作家である百田尚樹氏、以前から小泉進次郎氏に対して批判的な発言を出している。
そんな小泉進次郎氏は最近環境省となり様々な発言で話題を呼んでいる。
【30年後の自分は何歳かな~】といったポエムや国連本部にて【気候変動】の事に対した質問にて『気候変動との戦いをセクシーに』といった文言の使用。
そして地球温暖化で家畜に与える影響を『ステーキを毎日食べたい』という文言で答える等、今までにない奇抜な表現方法で1つ1つの言動が話題となっています。
そしてその小泉進次郎氏を百田尚樹氏は『バカ』と吐き捨てた。
その理由について今回は解説して行こうと思う。
百田尚樹が小泉進次郎を批判する理由
百田氏は自身でこうコメントしている。
『私が小泉進次郎を辛辣に書くのは理由がある。彼は以下にメディアに良く書いて貰おうか、いかに批判されないかを意識して行動している。こんな人物が総理になれば、メディアの方を向いて政治をやる最悪の事態となるからだ。政治家は信念の為にメディアを敵に回して行動すべき時がある。』
・・・と発言。
要は小泉進次郎氏は【メディアウケ】を狙って世間に良い顔をし政治ファーストより、世間ウケファーストとしていると言いたいと言う意味。
もちろん小泉進次郎氏は政治家としての実力は高いのかもしれない。
しかし筆者もここ最近の小泉氏の言動や行動を見ているとさすがに【今後の総理への道】を意識した行動を取っている様にしか感じ得ない。
小泉進次郎のメディア戦略の意図
当然だが国民の大多数は有識者よりも一般的にメディアと雰囲気や好感度の高い人物を好む人間の方が圧倒的に多い。
小泉氏の行動の意図や先を見越した行動を良く理解している有権者はしっかりと今の小泉氏の【戦略の意図】を理解している。
しかし一般的な人々は今後、このメディアウケの良い小泉氏を応援し、ゆくゆくの総裁選では小泉氏に投票する事だろう。
それこそが【小泉進次郎のメディア戦略の意図】なのである。
小泉氏は百田氏が言うようにどちらかと言うと政治の事よりも世間の目を気にした行動や話題作りを意図して行動している節がある。
それは今後の為。結局は実力の高い人物よりも世間に人気のある人物の方が日本では受け入れられる傾向がある事を小泉氏は理解しているという事だ。
『このままではマズイ!!』
という警鐘を鳴らしているのは百田尚樹氏。
世間に正しい方向へ向いて欲しいと言う嘆願でもある発言なのだ。
同じ様に見える橋下徹と小泉進次郎の違い
メディア戦略を主とする小泉進次郎氏と世間では似たように見える橋下徹氏。
しかしこの2人は決定的に違うと百田氏は語る。
『小泉進次郎は橋下徹と同じポピュリズム政治家と言われるが、全然違う!!橋下は大衆を味方に付けると言う意味ではポピュリズムと言えるが、彼はメディアを敵に回すことを恐れない。それは発言が全て具体的である。しかし進次郎は違う。メディア受けすることばかり言い、しかも内容は全て抽象的』
とバッサリと一刀両断した。
非常に共感の持てる発言だと思う。
小泉氏の発言はいつも抽象的でなにかと答えに行きつかないニュアンス。
もしかすると理解する人間は多いのかもしれないが、言葉の意図を深掘りしなければ分からない内容が多い。
そして、あまり意味としては内容が深い物では無く正しい答えなのか?と疑問の残る答えが多い。
それに対して、橋下徹氏の発言は敵を作るし、批判も同程度ある場合も多いが内容は簡潔でしっかりと質問や疑問に対して論破できる内容だ。
同じポピュリズムでも全く意味が番うとはこういう事である。
※ポピュリズム=大衆に迎合して人気を煽る政治姿勢
百田尚樹が小泉進次郎をバカと発言、その理由
一連の流れから百田尚樹氏のフォロワーから小泉進次郎が自民党総裁選の際に石破茂氏に投票を行った事に対して指摘を受ける。
この行動はなぜ?という指摘だが、この指摘にもしっかりと納得の論破発言をする。
『小泉進次郎が総裁選で石破を推したのも、そうすれば反安倍のメディアに受けると判断したから。バカ以外の何者でもない』
と吐き捨てる。
納得の発言。
まぁさすがにバカと言う表現は言い過ぎと思うが(;・∀・)
小泉氏はこの時の現状では石破氏を推した方が自分にあたるメディアへの風当たりと脚光が良しと判断したからと容易に考えられるし、石破氏が総裁選に当選しない事も分かった上での行動だと言うのも容易に見て取れる。
そして後の自分へのメディアへのウケ、安倍政権に足りない部分を理解し、結果しっかりと環境省へと入閣を果たしている。
何度も言うが百田氏は『このままではアカン!!』
・・・と、世間への警鐘を鳴らしているのだ。
まとめ
最近のSNSの発展や色々な形での情報発信は良い意味でも悪い意味でも活用されてしまうし反映してしまう。
何となく【アイドル】的なイメージの小泉進次郎氏。
自分も含め、世間も小泉氏に限らずもう少ししっかりとその人物を吟味し、その人物の意図する部分を見極めてメディアに対して目を向けなければならないのかもしれない。
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