田村淳イタコト(itakoto)開発!【慶應大学大学院でやりたかった事】
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんは2018年9月から今年2019年3月までAbemaTVの番組内企画にて青山学院大学法学部を目指し、センター試験、2次試験に向けて勉強し合格を目指したが結果は全て不合格でした。
この青学受験、そして慶應の通信・・・慶應大学大学院受験・・・なんとなくこれでは【大学に行く事が目的】と世間に映っていた様に見えました。
ですが田村淳さんには【慶應大学大学院生になって完遂したい目的】があったのです。
別にこれは青学を受験するずぅ~~っと前から変わっていない事。それは・・・
【人の死に方にもっと多様性を提案する事】
具体的にはこの目的に因んだサービスを開発する事。このサービスを開発するために淳さんは慶應大学大学院に入学したのです。
http://kinsanblog.com/atushi-nyuugakukeii
田村淳・itakoto(イタコト)遺言動画サービスの開発の為に大学院に通った理由
淳さんは慶應大学大学院生になる前からitakoto(イタコト)遺言動画サービスを開発する意思を持って大学院生になりました。
まずこのitakoto(イタコト)のネーミングはそのまんまですが、死者の霊を呼び寄せ、その意思を語ると言われる【いたこ】から取ったもの。
実は淳さんは2017年夏からitakoto(イタコト)を開発するためにクラウドファンディングのプロジェクトを実施しており、その際に自身がサービスをデザインする事も、尊厳死や安楽死に対する法律も全く知らず、何もかもが中途半端だったんだとか・・・
開発者である自身が【死】に対して真摯に向き合った状態で無く、当時は開設したクラウドファンディングも淳さんが伝えたいことが伝えられず、結果、お金もきちんと集まらなかったようです。
【itakoto(イタコト)を正規のサービス】として世に送り出す為!しっかりと開発する為に!
その専門知識をでしっかりと学ぶ為に改めて慶應大学大学院に通ったのだ。
田村淳・itakoto(イタコト)のサービス内容と様々な試行錯誤
例えばある方が『延命治療はやめて』とか『こんな弔い方をしたい』など、元気なうちに家族に対して自分の【死に方】にまつわるメッセージを残せたらいいのに・・・働き方には多様性が増えてきたのに、なぜ【死に方】の多様性は広がらないのか?そんな思いから淳さんから生まれたサービス。
淳さんはitakoto(イタコト)に至るまでに様々な試行錯誤や今後取り組みたいことを模索しています。
○おじいちゃんおばあちゃんにヒアリングをする。『そもそも100歳まで生きたいのか?』『自分の葬儀はどうしたいか?』『娘さんや息子さんに葬儀の話をしているのか?』実際に【死に方】に対するビジョンを持った方々に対してのヒアリングを実行。
○昔から決められたような葬儀でなく現在は葬儀にも個性が出てきた。それをもっと多様化、当たり前にしていきたいという思考。自分の【死に方】に対してもっとポップに、カジュアルな感じで終活を始められたら・・・など【死に方】の在り方の多様性について様々な可能性がある事を考えた。
そして逝く方、残される方に寄り添った様々な在り方を提供するサービスこそがitakoto(イタコト)なんだそうです。
総じて淳さん自身の言葉ではこう語っています。
クラウド遺言サービス「itakoto」とは、
大切な人へ向けたビデオメッセージをクラウド上で保管し、
あなたの死後、代わりに送り届けるというサービスです。
どんなに大切な人がいようと、「その時」はいつ訪れるか分かりません。
遺書や形見では残せない、あなたの“最後の声を”「itakoto」に遺しませんか?
http://kinsanblog.com/gatikyara
田村淳・itakoto(イタコト)を開発した理由
itakoto(イタコト)を開発した理由は2つあるようでまず1つ目は日本に【いたこ】がいなくなってしまった事。
【いたこ】とは前述したように死者と現世の人物の仲立ちとなる人物で死者の思いを遺族に伝達する霊能力者。
故人の思いを聞くことで遺族がどれだけ救われるかを目の当たりにした淳さんはいたこをサービスとして後世に残したいと強く思った事が理由の1つ。
2つめは淳さんに娘さんが生まれた事。
淳さんはもし自分に何かがあった時の事を考えると娘さんに伝えたかった事をこのまま伝えられないのでは?・・・と思い娘さんに対して【伝えたいことリスト】を作成しています。
そんな中【故人の想いを遺族に届ける】【伝えたいことをきちんと残せる】
家族に触れて見つけた事、これが2つ目の理由だそうです。
田村淳・itakoto(イタコト)で実現したいこと
人間は【死】に対してどうしても目を背けてしまう。
でもその瞬間はいつか必ず来る、それは若くても、今が幸せでも、お金持ちでも。
誰にでも起こり得る事。
1人1人が【今生きていること】を実感するべきだ!!・・・と淳さんは思っていて、みんなが悔いのない人生を送れるようにしたい!!
そして大切な人を亡くした人の気持ちを少しでも救いたい!
それをitakoto(イタコト)遺言動画サービスによって実現したいそうです。
http://kinsanblog.com/atushi-nyuugakukeii
まとめ
淳さんは1つの事を極める事が称賛される文化がある事を理解した上で自身はそうではないとしています。
1つのゴールを決めて一直線に進むのではなく【移り行くゴール】を追いかけて、常にやりたいことを続けようとしています。
そして淳さんは自身の姿を通して誰かにとって【そんな生き方もあるんだ】の1例になれば嬉しいと語っています。
itakoto(イタコト)が今後どのような成果を生むのかは今現在は分かりませんが、中長期的に続くプロジェクトだと思いますので今後も関心を持って見て行きたいと思っています!
田村淳さん!今後も頑張ってください(/・ω・)/☆
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